新経営戦略塾・経営のヒントプレミアム第182回「勉強しているのに、なぜ経営の判断を間違えるのか? AI時代に差がつく、小さな会社の成果を変える『頭の使い方』とは?」
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株式会社メーディック代表の小島幹登です。
「ビジネス書も読んでいる。セミナーにも参加している」
「成功している会社のやり方も、積極的に取り入れている」
「AIにも相談して、以前より多くの情報を集めている」
それなのに、思ったように成果が出ない。
新しい施策を始めても、忙しさばかりが増えていく。
社員に仕事を任せても、結局、自分が考え直すことになる。
以前うまくいった方法を試しても、今度は同じ結果にならない。
あなたも、こうした経験はないでしょうか。
そんなとき、私たちは、つい「もっと勉強しなければ」「もっと良い方法を探さなければ」と考えます。
しかし、本当に足りないのは、知識やノウハウなのでしょうか。
もしかすると問題は、知識が足りないことではなく、知っている答えを、
そのまま目の前の問題に当てはめてしまう「頭の使い方」にあるのかもしれません。
今月のポッドキャスト・プレミアムでは、
「正解を知っている経営者」から、「自社に合う答えをつくれる経営者」へ。
この転換をテーマに、個人事業主、小さな経営者、管理職などマネジメント層が、集客、採用、社員教育、会議、AI活用の現場で使える、実践的な思考法を解説します。
学歴やIQの話ではありません。
難しい言葉を覚えたり、頭の回転の速さを競ったりする話でもありません。
毎日繰り返している判断の、どこを変えればよいのか。
なぜ、よく知っているはずの問題ほど、判断を間違えてしまうことがあるのか。
そして、社長一人が考え続ける会社から、社員も自分で考えて動ける会社へ、
どう変えていくのか。
今回は、ここまで踏み込んでお伝えします。
例えば、
売上が落ちたら、広告を増やす。
人が足りなければ、求人広告を出す。
認知度を上げたければ、SNSを始める。
どれも、一見すると正しい判断に見えます。
実際に、それでうまくいった経験がある方もいるでしょう。
しかし、「以前うまくいった」という事実だけで、今回も同じ方法を選んでよいのでしょうか。
顧客が変わっているかもしれない。
競合の動きが変わっているかもしれない。
そもそも、前回とは違う場所に問題があるのかもしれない。
それでも「これは知っている」「前にもやった」と思った瞬間に、確認を終えてしまう。
経験を使っているつもりが、いつの間にか、経験に使われている。
ここに、経験豊富な経営者ほど見落としやすい落とし穴があります。
もちろん、経験や成功事例を捨てるべきだという話ではありません。
大切なのは、そこから何を学び、何を次の判断に持ち込むかです。
今月の音声では、同じ成功体験を積んでいても、その後に応用が利く人と、
過去のやり方から抜け出せなくなる人の違いを、具体例で解き明かします。
そして、もう一つ、ぜひご自身の会社に重ねながら聴いていただきたいのが、
社員への仕事の任せ方です。
社長が、社員にこう言います。
「採用方法を考えておいて」
社員は、求人媒体を三つ調べ、料金を比較した資料を提出する。
ところが、社長は納得しない。
「そういうことじゃない。もっと自分で考えてよ」
社員からすれば、「ちゃんと考えて調べたのに、なぜダメなのか」となります。
社長も、社員も、仕事を前に進めたいと思っている。
それなのに、話がかみ合わない。
このとき、本当に問題なのは、社員の能力や意欲なのでしょうか。
実は、社長が頼んだつもりの仕事と、社員が引き受けたつもりの仕事が、
最初から違っていることがあります。
このズレに気づかないまま「もっと考えろ」と言い続けても、
同じやり取りを繰り返してしまいます。
さらに、社員が困るたびに、社長がすぐに答えを教える。
間違わないように、先回りして正解を渡す。
最後は、自分で考え直して指示を出す。
一見、面倒見の良い、頼れる社長の行動です。
しかし、その親切が、社員を「社長の答えを待つ人」にしているとしたら、どうでしょうか。
「社員を育てるためにしていることが、社員が考える機会を奪っている」可能性が極めて高いのです。
今月の音声では、この悪循環を断ち切るために、
仕事を渡すとき、質問を受けたとき、提案を評価するときの、どこを変えるべきかを解説します。
単に「任せましょう」という話ではありません。
丸投げせず、答えも与えすぎず、相手が考えられる状態をどうつくるか。
その具体的なやり取りまでお伝えします。
そして、こうした「頭の使い方」の違いは、AIの活用でも表れます。
AIに質問すれば、整った文章や、もっともらしい提案が返ってきます。
しかし、立派な案が出てきたことと、自社の問題が解決することは、
同じではありません。
文章はきれいにできている。
提案もたくさん出ている。
資料づくりも速くなっている。
それなのに、利益も、顧客への価値も、思ったほど増えていない。
そのとき、必要なのは、さらに便利なツールを探すことだけでしょうか。
それとも、AIに考えさせている問題そのものを、見直すことでしょうか。
私は、AIを使えば、誰もが同じように成果を出せるとは考えていません。
AIが答えを出してくれる時代だからこそ、経営者が「何を考えるか」で差がつくと考えています。
間違った方向に進んでいれば、作業を速くするほど、間違った方向へ早く進んでしまいます。
今月の音声では、AIを単なる作業の時短で終わらせず、
自社の商品やサービスの提供方法を見直すために、どのような順番で考えるべきかについても掘り下げます。
また、真面目な経営者ほど陥りやすいのが、
「今のやり方を、もっと良くしよう」と考え続けることです。
広告を少し改善する。
営業件数を少し増やす。
作業時間を少し短くする。
こうした改善は、もちろん必要です。
しかし、今のやり方をどれだけ磨いても、目指す成果には届かないことがあります。
そのとき、必要なのは、さらに頑張ることなのか。
それとも、考え始める場所を変えることなのか。
例えば、予算に余裕がない小さな会社が、あえて一度「予算が無制限なら、どうするか」と考えてみる。
一見、現実離れした発想です。
しかし、そこから、少ない予算でも実行できる打ち手を見つけるための考え方があります。
夢物語を広げて終わるのではなく、現実の経営に戻して使う。
この思考の手順も、今回の重要なテーマです。
今回お伝えしたいのは、流行の集客テクニックでも、誰かの成功法則をそのまま真似する方法でもありません。
新しい手法に飛びつく前に、今の自社にとって、何を選ぶべきかを判断できるようになることです。
特に、時間も、人材も、資金も限られている小さな会社では、あらゆる施策を試すわけにはいきません。
だからこそ、何を始めるかだけでなく、何を始める必要がないのかを見抜く力が重要になります。
音声の中では、
判断の前に確認すべき「三つのこと」、
問題の所在を見つけるための「五つの型」、
そして学んだことを日々の経営に落とし込む「7日間の実践プラン」
まで解説しています。
ぜひ、今、ご自身が抱えている経営課題を、一つ思い浮かべながら聴いてください。
売上の伸び悩みでも、採用でも、社員への任せ方でも、AIの活用でも構いません。
そして、音声を聴く前と、聴いた後で、その問題の見え方がどう変わるかを確かめてください。
「どうすれば、もっと上手にできるのか」と考えていた仕事が、
そもそも見直すべき仕事だったと気づくかもしれません。
「社員の能力の問題だ」と思っていたことが、自分の指示の出し方の問題だったと気づくかもしれません。
「予算がないから無理だ」と思っていた課題に、別の入り口が見つかるかもしれません。
正解を探し続ける経営から、自社に合う答えをつくる経営へ!
今月は、あなたが日々使っている「頭の使い方」そのものを、一緒に見直していきましょう。
今回の音声でお伝えする内容の一部
●なぜ、知識も経験もある経営者が、よく知っているはずの問題で判断を間違えてしまうのか?
●「成功した方法」と「成功した理由」を混同すると、なぜ次の施策が外れてしまうのか?
●質問にすぐ答えられる人より、答える前に確認できる人を信頼すべき場面とは?
●「採用方法を考えておいて」が、社長と社員のすれ違いを生むのはなぜか? 仕事を任せる前に区別すべき「二種類の仕事」とは?
●頼れる社長が「答えの自動販売機」になってしまう危険とは? 社員から質問されたとき、どう返せばよいのか?
●「言われたことはやるのに、成果が出ない社員」を生み出してしまう、会社の評価の仕方とは?
●「売上が落ちた」「社員のやる気がない」は、本当に現状分析なのか? 事実と解釈を切り分ける方法とは?
●広告費を増やす前に、どこを見るべきなのか? 問題の所在と、少ない力で成果を変えられる場所を見つける「五つの型」とは?
●問い合わせ数やフォロワー数が増えているのに、会社全体では成果が出ていないのはなぜか?
●「もっと視座を上げろ」「経営者目線を持て」を、社員が実行できる具体的な行動に変える方法とは?
●予算が少ない会社が、あえて「予算無制限」で考える意味とは? 理想の案を、実行可能な打ち手に戻す方法とは?
●AIで作業を速くするだけの会社と、サービスの提供方法まで見直す会社では、何の考え方が違うのか?
●自社では使えない「立派な提案」を増やさないために、答えを考える前に確認すべき「三つのこと」とは?
●学んで終わらせず、仕事の任せ方、会議、日々の判断を見直す「7日間の実践プラン」とは?
今回の「ビジネスモデル解説」では、
「なぜ、平日の昼間はガラガラに見える映画館が、営業を続けられるのか?」
という身近な疑問から、見た目の繁盛ぶりだけではわからない「利益が生まれる仕組み」を解き明かします。
平日の昼間に映画館へ行くと、広いスクリーンに対して、お客さんは数人。
座席表を見ても、ほとんどが空席。
それでも、立派な設備があり、スタッフが働き、上映は続いている。
「この人数で、家賃や人件費、設備費を払えるのだろうか?」
「もっとお客さんが入らなければ、赤字になるのではないか?」
あなたが、経営者、個人事業主、ビジネスマンであれば、一度はそう考えたことがあるのではないでしょうか。
一方で、ご自身の会社ではどうでしょうか。
「もっと新規客を増やさなければ」
「もっと予約を埋めなければ」
「もっと販売件数を伸ばさなければ」
そう考えて、広告を出し、営業を増やし、キャンペーンを行う。
ようやくお客さんが増えても、今度は現場が忙しくなり、思ったほど利益が残らない。
ここで、一つ考えていただきたいことがあります。
「お客さんが多い商売」と「利益が残る商売」は、何が違うのでしょうか。
映画館のビジネスモデルには、この問いを考えるための重要なヒントがあります。
ただし、「空いていても問題ない」「集客しなくても儲かる」という話ではありません。
大切なのは、目の前に見える客数だけで、そのビジネスを判断しないことです。
私たちは映画館を、「映画を上映して、チケットを販売する場所」として見ています。
しかし、その見方だけでは、経営の全体像を十分に捉えることができません。
普段、お客さんとして利用しているときには気づかない。
けれども、経営者の視点で見直すと、同じ場所がまったく違って見えてくる。
今回の音声では、その違いを一つずつひもといていきます。
このビジネスモデルが理解できると、
なぜ、一部の時間帯の空席だけを見て、
経営がうまくいっていないとは判断できないのか?
なぜ、話題作で多くのお客さんを集められても、
それだけで十分な利益につながるとは限らないのか?
そして、映画館の経営を理解するためには、チケットの販売枚数以外に、何を見る必要があるのか?
一見すると矛盾しているように見えることが、一つの仕組みとしてつながってきます。
さらに、映画館とは異なる業界の事例も比較しながら、
商品やサービスの見た目は違っていても、利益のつくり方には共通する考え方があることを解説します。
もちろん、これは「映画館の裏側を知って、面白かった」で終わる話ではありません。
小さな会社の経営者や個人事業主が、自分のビジネスを見直すための話です。
例えば、あなたには、こんな悩みはないでしょうか。
「お客さんは来ているのに、なぜか利益が薄い」
「売上を増やそうとすると、自分や社員の負担ばかりが増える」
「値下げすれば売れるが、その後が苦しくなる」
「これ以上、対応できる件数を増やすのは難しい」
こうしたとき、さらに集客を頑張る前に、見直すべきことは何なのか。
今の商品やサービスの売り方に、見落としている可能性はないのか。
すでに持っているものを、十分に活かせているのか。
お客さんに喜んでもらうことと、会社に利益を残すことを、どう両立させるのか。
今回の解説では、映画館の事例を、ご自身の経営課題に置き換えて考えられるように、具体的な応用方法までお伝えします。
重要なのは、映画館がやっていることを、そのまま真似することではありません。
「何を売っているか」だけでなく、「なぜ、その売り方で利益が残るのか」まで理解することです。
その違いがわかれば、他社の成功事例を見るときも、表面的な商品や価格だけに目を奪われず、自社で活かせる部分を考えられるようになります。
ぜひ、ご自身の会社で一番力を入れて売っている商品やサービスを、一つ思い浮かべながら聴いてください。
今の売り方を続けたまま、もっと頑張る必要があるのか。
それとも、頑張る前に、売り方そのものを見直す余地があるのか。
「なぜ、あの映画館は続けられるのか?」
その答えは、あなたの会社の「忙しいのに、利益が残らない」を見直すヒントになるかもしれません。
今回の解説では、身近なのに意外と知らない映画館の収益構造と、
それを小さな会社の経営に応用するための具体的な考え方を、徹底的に解説します。
★Information★―――――――――
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